院内で車椅子を押す女性

取付工事

指をさす老人

昇降機の取り付け

「とにかく車椅子があるから、どんな昇降機でもとりあえず設置しよう」というのは、あまり正しい考えとはいえません。
というか、そういうやり方は甚だ惜しいものです。設置する前に、その設置から販売までを行う業者とお話をしたほうが、はるかに良い結果につなげることが出来るからです。
実際、業者ではまず実際に昇降機を設置する場所を見て、どんな製品がふさわしいかを教えてくれます。車椅子の生活様式と、設置場所の条件と、その他いくつかの要素を掛け合わせて、一番適しているタイプのものを紹介してくれるのです。

たとえば、地面に穴を開けて昇降機を設置するためのピット工事が行われる場合もあります。

ピット工事

ピット工事について知らないまま車椅子の昇降機を注文していたら、あなたはあとから「もっと便利なのがあったのか……!」と悔しがるに違いありません。
だから、最初にここで書いておくことにしましょう。ピット工事を経て導入される、便利な車椅子の昇降機について。

ピット工事の「ピット」とは「穴」のことで、この工事はつまり地面に穴を掘ることを意味しています。なぜ穴を掘るのかというと昇降機をその穴の下に置くためで、そうすると、地面と昇降機のてっぺんの高さが同じになります。
つまり、地面と昇降機のテーブルの高さが、おなじになるのです。こうなると、あとはお分かりでしょう。車椅子をスイスイ移動させて、テーブルの上でピッタリとめて、それからスイッチを押すとテーブルはせり上がり、やがて段差を越えることが出来るようになるのです。